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電気・電子機器の雷保護過電圧保護の概要SPD(アレスタ・避雷器)の接続リード線長による影響

SPD(アレスタ・避雷器)の接続リード線長による
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影響(JIS C 0364-5-534, JIS C 5381-12)
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SPD(アレスタ・避雷器)の接続リード線長による影響(JIS C 5381-12)
 SPD(アレスタ・避雷器)動作時には、充電線〜大地間に設置されたSPD(アレスタ・避雷器)と配線した電線を雷電流が通過します。そのインパルスは10/350μs又は8/20μs という急峻に立ち上がる波形のため、接続リード線によるインダクタンスの影響で電圧が発生します。一般にリード線のインダクタンスは1μH/mと仮定されます。保護対象機器には電圧防護レベル+電圧降下分が加わるので、SPD(アレスタ・避雷器)の接続リード線の長さはできるだけ短くする必要があります。そのためJIS C 5381-12では以下の方法が推奨されています。

・SPD(アレスタ・避雷器)に配線する電線の長さを0.5m以下にすること
・SPD(アレスタ・避雷器)に配線する電線をV結線方式にすることによりインダクタンスの影響を極力小さくすること


 具体的にはD種接地をまずSPDに接続し、そのSPD(アレスタ・避雷器)から各機器へアースを送ることにより、V結線方式を実現できます。


●電線長が短くなるよい配線例    




●電線長が長くなる悪い配線例    
   
   
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